フリーランス音楽療法士としてちゃんと食べていく!ための四つのオキテ

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雇用されて音楽療法士として働いた経験もありますが、今はフリーランスとして働いています。しかしフリーランスと言えば、自分で仕事をゲットしなければならないので、最初は結構プレッシャーもありました。私が長年の経験を通して習った大切な事は…

1.(当たり前の事ですが)いつも自分のスキルアップを目指す。講習会に参加したり、経験のあるセラピストからコンサルティングを受けたり、音楽の幅を広げるなど。自分に「投資」する事は、結果的にクライエントのためになります。

2. 常に新しい機会を探している。今、自分に十分な仕事があっても、クライエントが引っ越したり、契約している施設の予算の関係で、セッションの頻度を減らさなければならない事もあります。そのような時のために、常に新しい機会に目を向けている事はとても大切です。そしてそれは、安定した収入につながります。

3. 人脈を大切にする。時々、過去に一緒に働いていた人から、音楽療法の依頼がきます。ネットワークは本当に大事ですね。

4. 収入源は色々なところから。いつも安定した収入を得たいのならば、一つドカンと大きい契約をゲットして、それだけに頼らないようにしましょう。何らかの理由で、その契約がダメになったら、かなりの「打撃」を受けます。様々な収入源をもつ事が重要です(いろいろな施設、個人との音楽療法、講演など)。

 

リモさんの貢献は…音楽療法の現場にも

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先週、ドラム会社Remoの創設者のリモさん(日本では、Remoはレモと発音されているようですね)が、お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。何年か前、リモさんに偶然お会いした事があります。あれは確か、全米音楽療法学会でクレア博士と発表した年。クレア博士と一緒にエレベーターに乗っていたら、彼女がリモさんを紹介してくれました。エレベーターでの短い時間だったので、私は「初めまして。」としか言えませんでしたが、リモさんはフレンドリーな笑顔を見せてくださいました。

リモ社と音楽療法には深いつながりがあります。学会では、リモが主催するドラムサークルがあったり、自分も含め多くの音楽療法士がリモのドラムをセッションで使っています。リモのドラムは質が良く長持ちするだけでなく、合成ドラムヘッドは清潔に保てます(音楽療法の後、楽器を殺菌ワイプなどで拭かないといけません)。

また、特に音楽療法の現場に適している楽器があります。それはNSL ドラム。NSLは、”not so loud”(そんなに、うるさくない)の略。室内でドラムを使用する場合、結構、音量が高くなり、仕事をしているスタッフにとってうるさすぎたり、音に敏感なクライエントが耳をふさいだりする事があります。でも、NSLドラムで音量を抑える事が可能。http://www.amazon.com/Remo-13-NSL-Versa-Head/dp/B00AY5GOE2

そして、Remo RBL Kitは、音楽療法のために開発されました。RBLは、”Rhythm, Breath, Lullaby”の略。新生児集中治療室などで使われます。下の写真で、丸い楽器はオーシャンドラムと似ていますが、それよりも静かです。また、木でできた箱のような楽器は、(新生児のお母さんの)心臓の音を真似て、赤ちゃんをリラックスさせるために使われます。ジョアン・ローウィー博士が、このセットの使い方のトレーニングを提供。http://amtanationalconference.com/cmte-spotlight-first-sounds-rhythm-breath-lullaby-intl-nicu-training/

やはり…..リモさんの貢献は大きいですね。